認可外保育園の設置基準って?

2016年10月19日 保育の豆知識 google  0

認可外保育園の設置基準って?

認可外保育園と認可保育園では具体的にどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、設置基準、設置目的という観点から認可保育園と認可外保育園の違いを詳しく解説していきましょう。

■設置の目的
ご存知かもしれませんが、認可保育園とは市区町村から認可されている保育園であり、認可外保育園とは市区町村から認可されていない保育園となります。その認可の基準には園庭の有無や広さ等があります。それ以外にも設置の目的という観点で大きな違いがあります。
認可保育園は、基本的に待機児童がいる市区町村、必要とされている地域にしか新設して作ることが出来ません。「保育に欠ける児童」の為に市区町村が運営しているのが認可保育園です。
では認可外保育園ではどうでしょうか?認可外保育園の設置の目的は設置者が自由に決めることが出来るため、どこにでも設置することが出来ます。
また、認可保育園は「保育に欠ける児童」の為という設置基準があるため、市区町村が保育に欠けると認定しない児童に関しては認可保育園を利用することが出来ません。しかし、認可外保育園は「保育に欠ける児童」を保育することを設置基準としていないため、誰でも保育料を支払うことで利用することが出来ます。実際に、片方の親が働いていないが集団生活をさせてあげたいという理由で認可外保育園を利用する児童もいます。

■申し込み方や保育料は?
認可保育園に預けたいとなった場合にはまずその市区町村に問い合わせて認可保育園の空きがあるのかどうか、確認してもらいます。空きがない場合には待機児童となります。また、市区町村を通して各保育園に見学を行うことが出来ますし、入園を希望する園を選ぶことはできますが実際には空きが出たところから入園することとなるので希望する園に空きがなく、やむを得ずに違う園へ通うこととなることもあるそうです。また、保育料は市区町村によって定められていますのでその地域ごとに保育料は一定となっています。
認可外保育園への入園は、市区町村を通すことなく実際にその保育園へ自分で問い合わせることになります。問い合わせたうえで見学をして、もしその認可外保育園に空きがあるならばすぐに入園することが出来ます。保育料はその認可外保育園によって異なります。また、市区町村からの助成金を受けることが出来ませんので、認可保育園よりも高額となる場合があります。

■保育室の構造及び面積などについての設置基準
主に保育するスペースは児童一人当たり1.65平米以上が必要です。1.65平米とは、1畳分の面積になります。また、利用する児童20人につきトイレ1つ以上必要となります。調理室も必ず必要とされ、トイレ、調理室、保育室は区画化される必要があります。

■職員の配置について設置基準
認可外保育園の職員配置については、認可保育園とほぼ同等の職員配置が設置基準で定まっています。具体的には0歳児3人につき1人、1,2歳児6人につき1人、3歳児20人につき1人、4歳児以上は30人につき1人と決められています。もちろん、最低設置基準になりますので実際はこの設置基準より多く配置されていることが望ましいです。