山梨県で、第2子以降の保育料を無償化にする取り組み開始

2017年1月6日 保育の豆知識 google  0

山梨県で、第2子以降の保育料を無償化にする取り組み開始

全国に先駆けて、平成28年度から山梨県では、県内に住む年収約640万円未満の子育て世帯を対象として、第2子以降の保育料を無料化する取り組みをはじめています。
 
「2人目は欲しいけど、金銭的な問題で現実的にはためらってしまう・・・。」という夫婦が多い中、画期的な政策と言えるのではないでしょうか。今回はそんな山梨県が行なっている第2子以降の保育料無料の取り組みについてご紹介したいと思います。

 
 

山梨県が決めた第2子以降の保育料無料化とは

第2子以降の保育料を無料とする取り組みは、47都道府県の中でも山梨県が初めてだそうです。つまり、ほかの都道府県よりも子どもを育てる環境としてのメリットが増えるということになります。
 

正式名称は「やまなし子育て応援事業」とし、第2子以降の保育料について、3歳になるまでの間、無料化することで子育て支援を図ることを目的としています。
 

対象となる子どもについての具体的な要件は下記の通りで、全て満たした子どもの保育料が無料となります。(詳細は山梨県内の各市町村で調査し、確認を行なっています。)
 

・0、1、2歳児のうち、保育が必要な3号認定の子ども(認定は市町村)
 

・世帯の第2子以降の子ども(第1子の年齢に関わらず、生計を同一にする第1子がいること)
 

・国基準の第5階層までの世帯の子ども(世帯の市町村民税所得割課税額が169,000円未満。世帯の年収約640万円未満相当)
 

なお、上記の要件に当てはまる第2子がいる世帯は約8割だそうです。
 

国のほうでは平成28年度から子どもが3人以上いる年収約360万円未満の世帯に対して、2人目の保育料を半額、3人目以降を無料としているものの、対象の世帯や割引率に関するメリットは山梨県の取り組みと比べると低いです。それほど山梨県の取り組みは画期的な取り組みと言えるのではないでしょうか。

 
 

2人目の希望がもてる→子育て支援&人口減少対策

山梨県が行なった調査によると、夫婦にとって子どもの数の理想は「2人」が最も多く、次に「3人」という結果が出たそうです。

 

しかし、その一方、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という理由で2人目3人目を諦めている夫婦が目立ったそうです。子育て世帯の要望に真摯に応えた結果が、この第2子無料化の取り組みと言えるのではないでしょうか。

 

山梨県を筆頭とし、今後はほかの自治体でも広がりをみせ、全国的に子育てしやすい環境が広まることを期待していきたいですね。