保育士さんにとって「認定こども園」で働くメリット

2016年11月2日 保育の豆知識 google  0

保育士さんにとって「認定こども園」で働くメリット

■保育士さんにとって「認定こども園」で働くメリット

2015年4月からスタートした「子ども・子育て支援新制度」。ここで重視されているのが幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「認定こども園」です。認定こども園は保育所と幼稚園の機能を併せ持ち、保護者が働いている・いないに関係なく就学前までの子どもを受け入れることになっています。「保育」と「教育」を一体的に行い、就学前に必要な集団生活などの基礎を作ることを目標とし、質の高い幼児教育を目指していることが特徴です。それに加えて、地域の子育て支援にも対応していくことが認定こども園には求められています。

■認定こども園で働くには?

認定こども園では「保育」と「教育」を同時に行うのが特徴です。そのため、すべての仕事に携わるには保育士資格と幼稚園教諭資格の2つの資格を取得している必要があります。現在は経過措置が適用されており、一方の資格がなくても適性などが認められれば、全ての仕事に携わることができます。

認定こども園は早朝保育や延長保育のサービスを提供している園が多数存在します。そのため勤務形態はシフト制をとるところが多くなっています。職員は午前7時~午後8時の間で1日8時間程度勤務しているところが多いです。

■認定こども園で働くメリット

認定こども園でスタッフとして働くことのメリットは3つあります。

第一に、保育士として、また幼稚園教諭として優れた経験値を積むことができるというメリットです。幅広い年齢の子どもたちと接することができるので、それぞれの子どもの年齢に応じた発達や知識、柔軟な対応などを学ぶことができます。したがって、将来キャリアアップして主任や園長を目指している人には、同じ時間で多様かつ数多くの経験が積める認定こども園で働くメリットは小さくありません。さらに、保護者のニーズへの柔軟な対応も求められるため、保護者対応の方法についても早い段階で習得することができます。

第二に、子どもの成長を見守る楽しさを味わえるメリットです。認定こども園では、0~5歳児の子どもを預かっているため、長い時間軸で子どもの成長を見守ることができます。預かり保育で担当クラスではない子どもにも触れ合えるので、異年齢での関わり方も経験できます。したがって、認定こども園での勤務は保育士としてのスキルアップにも繋がり、メリット部分は多くなります。また、保育園と幼稚園で子どもたちの情報交換ができるので、幼稚園の早い時期から子どもの性格や発達に合わせた接し方や環境作りを保育士自身がしやすくなります。その結果、子どもたち一人ひとりが快適に過ごせることも見込めます。

第三に、イベントを企画して子どもたちに楽しい思い出を残す経験を積めるのがメリットです。幼稚園や保育園でもイベントは行っていますが、認定こども園でも数多くのイベントが企画されます。楽しい催しの企画は、企画力や子どもたちをイベントに向けてどのように動かすのかの保育の技量も高めてくれますし、何より子どもたちとの思い出の共有ができるのでやりがいがあります。イベントを通して企画力・保育の技量を同時に養えるのは、保育士・幼稚園教諭としてのスキルアップにつながります。