認定こども園の運営基準って?

2016年10月28日 保育の豆知識 google  0

認定こども園の運営基準って?

認定こども園の運営基準って?

認定こども園とは教育と保育を一体的に行う施設です。認定こども園は2つの機能を兼ね備える必要があるとされています。2つの機能の第一は「就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能」です。これは保護者が働いている、いないにかかわらず受け入れて、教育・保育を一体的に行う機能と言い換えることができます。第二の機能は「地域における子育て支援を行う機能」です。これは全ての子育て家庭を対象に、子育て不安に対応した相談活動や、親子の集いの場の提供などを行う機能です。

 

運営基準

認定こども園を運営するに当たっては様々な観点から基準を満たしている必要があります。基準には設置される設備等に関する基準と、保育園の運営に関わる基準があります。

運営基準には「教育および保育の内容」に関わる基準があります。 認定こども園は「幼稚園教育要領」及び「保育所保育指針」の目標が達成されるよう教育および保育を提供することが求められています。また、施設の利用開始年齢や、利用時間の長短の違いなど、認定こども園に固有の事情に配慮することが認められています。 また、幼稚園における教育課程と保育所における保育計画の双方の性格を併せ持つ教育および保育の全体的計画を策定する必要があります。その際、年・学期・月・週・日を単位とした指導計画を作成し、教育および保育を適切に行うことが基準とされています。 また、小学校等との連携を図ることが求められれています。以上が教育及び保育の内容に関わる基準です。

保育者の資質向上等に関する基準としては、幼稚園教諭と保育士との相互理解を深めるとともに、多様な業務が展開できるよう認定こども園の内外での研修の幅を広げることが求められています。 研修計画を作成・実施し、研修の機会を確保できるよう勤務体制の組立て等に配慮することが基準上必要とされています。

また、子育て支援事業に関する基準としては、 認定こども園が子育てに関する相談、親子の交流の機会の提供等を通して保護者自身の子育てに関する能力の向上を積極的に支援することが求められています。 ただ、支援体制を整備するだけではなく、保護者が希望するときに子育て支援事業の利用が可能な体制を確保するよう努力義務を定めています。

管理運営等に関する基準としては、入園する子どもの選考が公正に行われ、特別な配慮が必要な子どもの利用が排除されないことを義務付けています。その際、認定こども園は市町との連携を図り、当該子どもの受入れに配慮することが求められています。 また、防災、防犯等に関する体制を整備するとともに、適切な保険・共済制度に加入し、事故等発生時の補償体制を整備することも必要です。 さらに、認定こども園は子どもの視点にたった自己評価を行い、結果の公表等を行うとともに、苦情の受付その他苦情処理の体制を整備することが基準上求められています。