認可保育園だけ?「おむつの持ち帰り」

2016年10月12日 保育の豆知識 google  0

認可保育園だけ?「おむつの持ち帰り」

認可保育園だけ?「おむつの持ち帰り」

■公立の認可保育園で求められる「おむつの持ち帰り」

公立の認可保育園では使用したおむつの持ち帰りを求められることが多くあります。入園する際、驚くかもしれませんが、そんな場合に保育園側からよく説明される代表的な理由は3つあります。
一つ目の理由は、ゴミ処分の費用です。認可保育園が処分すると事業者が出す廃棄物になるため、処分費用は体積あたりでかかることになります。このため、体積が大きくかさばるおむつゴミの処分費用はかなり高額になってしまいます。家庭での処分であれば自治体にもよりますが家庭で負担できる程度の金額になります。
二つ目の理由は、ゴミ保管の衛生面です。ゴミ収集は毎日ではない場合が多いため、その間の園内での保管が必要になります。この衛生面で問題が生じるためです。
三つめの理由は、健康面の管理です。おむつの量や排泄物を見れば、子どもの健康状態を保護者が確認することができます。病気の際も、医師等に正確な排泄の状況を伝えることができ、適切な治療を受けることにつながります。
このような理由から、保護者はそれぞれビニール袋を準備し、毎日帰りにおむつを持って帰る園が多くあるようです。

■保護者から見た「おむつの持ち帰り」

しかし、同じ認可保育園でも、公立ではなく私立の認可保育園や認証保育園では園で処分するところも多くあります。上記の「処理費用」「衛生面」は園側の事情であり、園側の努力で処分ができるようにしている保育園は多数あります。「健康面の管理」に関しても連絡ノートなどで詳細に保護者へ連絡してる園もあります。
保護者の立場からすると保育園に預ける理由として就労などがあり、ただでさえ忙しい中で、おむつの持ち帰りや処分をすることは負担になります。また持ち帰り時の衛生面なども気になります。できれば園で処分してほしいというのが本音です。
また、おむつやおしりふきなどの消耗品は、保護者が準備して持っていく園がほとんどです。園側の努力という意味では、おむつやおしりふきなども支給してもらえるとよいのではという意見もあります。園側でまとめて買って準備してもらい、使った分の支払いをするような仕組みです。指定がある場合のみ保護者が準備するなど、例外対応は必要ですが、実現できそうな取り組みですね。このようにおむつ一つとっても、認可保育園での保護者と保育園の役割分担は、まだまだ見直す余地がありそうです。”