認可外保育園の指導監督基準を解説

2016年10月18日 保育の豆知識 google  0

認可外保育園の指導監督基準を解説

保育実習やボランティアなどで認可保育園に行ったことがある人は多いと思いますが、認可外保育園は、認可保育園とどのようなところが違うのか、よくわからない人も多いと思います。ここでは、指導監督基準という書類上の違いから認可外保育園がどのようなところなのか詳しく説明していきましょう。

■指導監督基準とは?
まず、指導監督基準とはどのようなものなのでしょうか?認可外保育園というように市区町村からの認可を受けずに運営しているのが認可外保育園です。ただ、認可を受けていないからどのような運営をしてよいわけではなく、ある程度の基準が設けられています。どの基準こそが指導監督基準と呼ばれるものです。

■指導監督基準を一つずつ解説!
○働いている職員の1/3は保育士又は看護師を保有しているものとする。
最低でも勤務している職員の3人に1人は保育士か看護師の資格を所有している必要があります。逆に言うと3人の職員がいる場合、一人が保育士資格を所有していればほかの二人は所有していなくても運営してもよいということになります。
○保育士でないものが保育士、保母、保父などの名称を使用してはいけない。
保育士を所有していない職員は上記の名前を名乗ることが出来ません。例えば名刺があったり、自己紹介の印刷物に「保育士」と名乗ってはいけません。基本的には「保育補助員」等の呼び方になるでしょう。もし保育士資格を所有していない職員が保育士を名乗っている場合には罰金処分されますし、園側からその様な誤解を招く表記などがあった場合には保育園自体が罰則を受けることとなります。
○児童の多い11時間は児童福祉施設設備運営基準第 33 条第2項に規定する数以上の保育従事者が配置されるものとする
職員の配置人数は基本的には認可保育園と同じ基準です。しかし、認可外保育園の場合は開設時間の規則はありません。夜遅くまで児童を預かる認可外保育園もありますので、その時間帯については延長保育に準ずるものとして職員を配置することとなっています。基本的に職員の人数が一人になってはいけない事となっていますが、延長保育に準ずるものとされている時間帯に関しては1人でも問題ありません。

以上の基準とはあくまでも「最低基準」となるものです。各認可外保育園によって様々な取り組みをして基準以上の手厚い保育を行うことが出来るよう努力する必要があります。また他にもトイレや調理室の数、非常出口等の細かい決まりがたくさんあります。また、認可外保育園でも、認可保育園同様の自治体からの監査も受けることになります。