忙しい都民のニーズにこたえる、認証保育園の保育時間

2016年10月25日 保育の豆知識 google  0

忙しい都民のニーズにこたえる、認証保育園の保育時間

忙しい都民のニーズにこたえる、認証保育園の保育時間

認証保育園は東京都独自の制度です。国の基準による従来の認可保育園は、設置基準などから大都市では設置が困難で、また0歳児保育を行わない保育園があるなど、都民の保育ニーズに必ずしも応えられていませんでした。

そのため東京都では、東京の特性に着目した独自の基準を設定して、新しい方式の保育園、認証保育園制度を創設しました。多くの企業の参入を促し事業者間の競争を促進することにより、多様化する都民の保育ニーズ応えることが期待されています。

A型(駅前基本型)とB型(小規模、家庭的保育所)の2種類があります。認証保育所A型は駅前に設置することを基本とし、大都市特有の多様なニーズに応えます。定員は20人~120人で、うち0歳~2歳児を2分の1以上と定めています。B型は、保育室制度からの移行を中心とし、小規模で家庭的な保育を目指します。定員は6人~29人で0歳~2歳児を預ります。

認可保育園は0歳児・1歳児の一人当たり基準面積は3.3平米ですが、認証保育園の場合は弾力基準として2.5平米に緩和されています。認証保育園の保育料は園自体が徴収し、料金は認証保育所で自由に設定することが認められています(上限あり。原則として、月220時間以下の利用をした場合の月額は、3歳未満児の場合80,000円、3歳以上児77,000円を超えない料金設定とすること)。

 

認証保育園の保育時間

東京都の認証保育園の最大の特徴は「0歳児保育」と「13時間以上の保育時間」の義務付けにあります。認可保育園の場合、保育時間が11時間を基本としていますし、0歳児保育の義務付けがないことを考え合わせれば、利用者にとって保育時間の長い認証保育園はより使い勝手の良い保育園といえるでしょう。

認証保育園は敷地面積において弾力基準が適用されているとはいえ、自治体の定めた設置基準を満たした施設です。無認可とは異なり、保育士の人数や施設の設備など一定以上のレベルが確約された施設と考えることができます。

認証保育園と認可保育園の最大の相違点は運営母体です。認証保育園は主たる運営母体として企業を想定しています。実際には、一般企業から社会福祉法人、宗教法人などさまざまです。この多様性は園の多様性にも反映されています。

認証保育園の中には保育時間で特徴(長時間保育、深夜保育など)を打ち出す保育園もあれば、教育内容で特徴(英語教育、スイミング、ダンス、野外活動など)を打ち出す園もあります。