幼稚園教諭

2016年2月5日 保育の豆知識 google  0

幼稚園教諭

幼稚園教諭と保育士

保育士と同様、子どもと関わる仕事でしたら、幼稚園の先生がありますね。

保育士は簡単に言ってしまえば「保育園で、日常生活のサポートを主におこなう”親代わり”」という側面が強い職業であるのに対し、幼稚園の先生は「幼稚園で、生活していく上での指導や教育をおこなう”先生”」という側面が強い職業となります。

保育園は児童が生活をする場所、幼稚園は児童が教育を受ける場所、と考えれば一番いいでしょうか。

上記のように分けて考えればそう混同するものでもないのですが、どちらも小学生以下の子どもの世話をする職業という関係上、保育士と幼稚園教諭は一般には「どう違うの?」と思われがちです。

保育士と幼稚園教諭は、そもそもの資格から違っています。

保育園で働くには保育士資格が、幼稚園で働くには幼稚園教諭免許が必要になり、しかもそれぞれの資格の根拠法の管轄が、保育士は厚生労働省、幼稚園は文部科学省と、全く違っています。

保育士と幼稚園教諭は出自からまったく違っているのです。

幼稚園教諭免許の取得方法

基本的には、幼稚園教諭養成課程がある大学、短大、または大学院等で必要単位を修得し卒業すれば、幼稚園教諭免許を取得することができます。

幼稚園免許には下記のとおり3種類あります。

・1種免許状

4年制大学で幼稚園教諭養成過程を修得し、卒業した場合の免許。

・2種免許状

短大・専門学校で幼稚園教諭養成過程を修得し、卒業した場合の免許。

・専修免許状

4年制大学を卒業後、大学院で修士課程を修了、卒業した場合の免許。

なお、この3種類は幼稚園の教諭としての業務上でできることに違いはありません。

ただし就職する場所によっては、給与などの待遇で差が出ることはありえます。

そして幼稚園教諭免許が取得できれば、あるいは取得見込みが立てば、幼稚園教諭の採用試験を受けて、幼稚園に就職することとなります。

公立幼稚園の場合は各市区町村の採用試験を、私立の場合は、それぞれの幼稚園の採用試験を受験します。

保育士ならば、幼稚園教諭免許は取得しやすい

保育士資格を持っている場合には、幼稚園教諭免許の2種の取得が容易になります。

具体的には、保育士資格取得後に保育士として3年以上の実務経験を積み、幼稚園教員資格認定試験を受験し合格すれば、取得できることになっています。

加えて現在、「幼保一元化」と呼ばれる、保育園と幼稚園を一元化しようという動きがあります。

幼稚園・保育園の運営の非効率さを是正するのが目的であるこの動きを受け、保育士資格と幼稚園教諭免許両方の取得を促す特例制度ができました。

その制度により、平成31年度末(予定)までは、保育士として3年以上の勤務経験があれば、試験を受験しなくても、指定された科目8単位を履修すれば幼稚園教諭免許が取得できることになっています。

今後、幼保一元化の動きはますます加速していくと思われますので、自身のキャリアアップのためにも、両方の資格取得を視野に入れてみてはいかがでしょうか。