中卒で保育士になるには

2016年6月21日 保育士とは google  0

中卒で保育士になるには

保育士を目指すのに、学歴は関係があるのでしょうか?
例えば、中卒の人が保育士になるにはどういった方法があるのでしょうか?
今回は、中学卒業の学歴の方が、保育士を目指すために必要なことをご紹介します。

■中卒でも保育士になれるの?

まず、保育士になるには、まず保育資格を取得する必要があります。
保育士資格は、保育士養成課程のある大学や短大、専門学校を卒業する、または国家試験である保育士試験を受験し、合格することで取得できます。

ただし、大学や短大は、高校卒業の学歴がないと進学できませんので、中卒から保育士養成課程のある大学や短大に行きたいという場合は、まず高校卒業の資格を得ないとなりません。

一方、保育士試験にも受験資格があり、学歴的な条件には、
・大学を卒業した人、または在学1年以上で62単位以上取得(見込み)している人
・高等専門学校を卒業(見込み)している人
・短大を卒業(見込み)している人
・平成3年3月31日以前に高等学校を卒業している人
・平成8年3月31日以前に高等学校の保育科を卒業している人
などがあります。

なので、保育士試験を受験するためには、保育士養成課程の大学や短大に進学するよりもハードルが高く、通常の中学を卒業したそのままの状態では、受験することができない、ということになりますね。

では、中卒で保育士になるのは無理なのでしょうか?

■中卒で保育士になる具体的な方法

結論から言うと、中卒でも保育士になることは可能です。
では、中卒で保育士になるには、具体的にはどんな方法があるのでしょうか?

・中卒で保育士になる方法その1:高校卒業認定の資格をとる

保育士を目指す多くの方が、保育士養成課程のある大学や短大、専門学校を卒業する、という方法を選ぶようですが、中卒で保育士を目指す方でも、この方法を選べる可能性はあります。

それは、高校卒業程度認定試験に合格し、高卒の資格をとることです。
その後、保育士養成課程の大学や短大、専門学校に進学すれば、卒業と同時に、保育士資格が取得できます。
また、保育とは関係ない学科に進学したとしても、保育士試験の受験資格を得ることができます。

・中卒で保育士になる方法その2:児童福祉施設で働く

保育士試験の受験資格には、学歴の範囲も定められていますが、例外として「児童福祉施設で働いた経験」という実績があれば、受験が可能になります。

高校卒業の資格がある場合、
・児童福祉法に基づいて設立された認可施設にて、正社員として2年間(1日6時間・月に20日以上)児童の保護に従事した経験
があれば、保育士の受験資格が得られますが、

中卒の場合は、更に、
5年間・7200時間以上の実務経験が必要になります。

まず高校卒業程度認定試験に合格し、高卒の資格を取得して実務経験を積む、という方法を取ったほうが、より早く保育士試験の受験資格を得ることが可能ですが、中卒のままでも不可能ではないことがわかります。

中卒で保育士になるには、高卒、大卒の学歴を持った人よりも、道のりは長いかもしれません。
しかし、以上のような方法で、中卒からでも保育士資格や、保育士試験受験資格を手にすることができますので、保育士になりたい!という強い気持ちがあるのなら、ぜひ諦めずに挑戦して頂きたいですね。