保育士のニーズ

2016年5月10日 保育士とは google  0

保育士のニーズ

少子化でも高い保育士のニーズ

ご存知のとおり、日本では現在少子化が進んでいます。子どもの推計人口は平成27年(2015年)度の調査で1617万人、過去最小を更新しています。

なんと34年連続で子どもの人数は減少し続けているのだそうです。

少子化の日本では、保育士のニーズは下がる一方…と思われがちですが、近年では保育士を求めるニーズは逆に上がる傾向にあります。

保育士のニーズその1「待機児童」

保育士の需要の一つとしてあげられるのが「待機児童」の問題です。

保育園に子どもを入れたいのに、入れてもらえない、待たされているという待機児童が2万人前後で推移しているのだそうで、特に都市部でその傾向が顕著です。

待機児童増加の原因としては、まず保育園に子どもをあずけたいと考える保護者の増加があげられます。

女性の社会進出が促された結果の共働き世帯の増加、保護者の離婚による一人親家庭の増加によって、たとえ子どもの絶対数が減っていても、保育園入園を希望する子どもの数は増えているのです。

待機児童数が減らないもう一つの原因は、保育士の不足です。

特に都心部では保育士不足が深刻な問題であり、地方まで出向いて保育士の採用を行う動きもあるのだそう。

もっと子どもをあずかりたいのに、保育士が不足しているために、それがかなわない…という保育園も少なくはなく、そのため待機児童が減らないのです。

保育士のニーズがなくならない理由は主にここにあります。

保育士のニーズその2「保育サービスの多様化」

共働きの保護者に多いことですが、保育園の標準営業時間内に子どもを迎えに行くことが困難な場合があります。

理由は残業だけではなく、近年では就業時間の選択肢も幅広くなっているために、保護者の就業時間そのものが保育園の営業時間とマッチしていないこともあげられます。

そこで、多様化する働き方にあわせ、保育時間の拡大サービスが標準的となりつつあるのです。

認可保育園の保育は、一日の最大利用時間が11時間の「保育標準時間」、8時間の「保育短時間」という2つの保育時間区分がありますが、この認定時間を超えて保育サービスを利用することを「延長保育」といいます。

延長保育に対応するためには、より多くの保育士が必要となります。それも、延長保育に対応する保育所は年々増えてきているため、ますます保育士のニーズがあがる結果となっているのです。

また、その他にも「休日保育」や「夜間保育」などが可能な保育園も拡大傾向にあります。

保育士のニーズその3「保育園以外からのニーズ」

最近ではデパートなどで、子どもを預かってくれるサービスがありますね。保護者が買い物をしている間、子どもを安全に預かってくれる簡易託児所です。

そういった場所でも、採用側からは、保育士を採用したいというニーズがあります。

さらに、保育を事業内容としない民間企業からもニーズが出てきています。

社員向けの子育て支援を求める声にこたえ、事業所内に保育施設を併設している会社が増加してきているからです。今後は、そうした民間企業でも働く機会が増えていくことでしょう。