初任給は?年収は?低賃金って本当?保育士の給料

2016年4月21日 保育士とは google  0

初任給は?年収は?低賃金って本当?保育士の給料

保育士は低賃金!?

保育士の給料は安い、というのはよく聞く話です。

保育士のお給料は職場によって変わるため、一概にいくらとは言えません。

保育園にも認可保育所なのか認可外保育所なのか、認可保育所ならば公立なのか私立なのか、という違いがありますし、その他にも年齢、勤続年数、実務経験、学歴などによって細かく変動してきます。

さらに近年では、保育園以外での就職先(乳児院や児童養護施設、民間企業の保育施設など)も増えてきています。

例として、認可保育所の公立保育園で勤務する保育士の場合の初任給平均を記します。

・大卒:基本給17万円前後+各種手当て

・短大卒:16万円前後+各種手当て

額面での金額なのでここから年金や保険などが引かれ、手取りにすると13~14万円ほどとなります。

ちなみに保育士全体の平均年収は、平成26年度の調査によりますと317万円だそうです(年収ラボより)。

私立保育園よりも公立保育園の方が、給与面では安定している

さきほどの例のような公立保育園の場合、地方公務員としての採用になりますので、ほかの職種の地方公務員と同じ額が支払われることになります。安定した公務員の給料を受け取れる上に、勤続年数に従って給料が少しずつ上がっていきます。給与面ではしっかりしていると思います。

たいして私立保育園の場合、手当や昇給・賞与など施設によって異なりますが、公立に比べて、昇給や賞与面で伸び悩む可能性が高いようです。

また、私立保育園は経営状況に給料が左右されることがありますが、公立保育園の場合は地方公務員ですから、その可能性は基本的にはありません。

ですが最近では公立保育園の民営化が加速していますので、公立保育園から民営化をされた私立保育園というのも存在します。

こういった私立保育園は、一般の私立保育園よりも給与面で安定していることが多いのだそうです。

保育士として就職先を探す場合、公立保育園をおすすめいたしますが、その分公立保育園は採用倍率が高く、保育士にとっては狭き門となっています。

私立の保育園についても運営基盤や背景をしっかり見て、給料が安定して支払われそうか否か、ぜひ比較検討してみてください。

保育士の給料が安いと言われる理由は?

保育士は子どもが健やかに成長するよう、支援・指導をしていき、子どもの命もあずかるとても重要な職業です。

それにも関わらず、保育士の給料は安いと言われています。しかも保育士資格は国家資格であるにも関わらず、です。

実際、保育士を辞めた人に、退職理由のアンケートをとると、「給料が安いから」という回答がかなりの割合をしめるのだそうです。

なぜ保育士の給料は安いのでしょうか。

理由の一つは、保育などの福祉サービスは、利用者から高額の利用料をもらうことが難しいからでしょう。

理由の二つ目としては、国や都道府県からの補助金がまだまだ少ないことがあげられます。

今後、保育士不足・保育園不足が叫ばれる中でこういった高額収入が得られにくいサービスである以上、国や地方自治体の補助金を増やさなければ、保育士の給料は上がりにくい状況であるといえます。