保育士の配置

2016年5月17日 保育士とは google  0

保育士の配置

認可保育園の保育士配置人数

認可保育園では保育士の配置基準が「児童福祉施設最低基準」によって定められています。

国が定めた保育士の配置基準は、以下のとおりです。

0歳児クラス…保育士1人につき子ども3人

1歳児・2歳児クラス…保育士1人につき子ども6人

3歳児クラス…保育士1人につき子ども20人

4歳児・5歳児クラス…保育士1人につき子ども30人

ただし、認可保育園の保育士配置基準は、あくまで国が定めた基準です。

保育園の運営は、その保育園が所属する市区町村となりますので、各市区町村が独自の方針を持って国と異なる配置基準を定めることも可能となります。

独自基準の場合は、国の基準よりも甘めに配置人数を設定していることが多いようです。

認可外保育園の保育士配置人数

認可外保育園の場合は、保育士の配置基準が守られていることが少ないのも現実です。

そもそも、保育士配置の最低基準など、守らなければいけない基準が原則としてありません。

そもそも基準を守っていないために、認可されていないという側面もあります。

ただし、認可外保育園であっても、子どもを安心してあずけてもらえて、保育士が働く職場として素晴らしい条件をそなえている保育園は数多くありますので、しっかり確認しましょう。

配置基準が見直される!?

国が定めた保育士配置基準については、先ほど説明いたしました。

ただし、この配置基準では子どもの人数に対し保育士が少なく、子どもに対し十分な支援・教育が出来ないという声も多くあがっています。

実際、この配置基準の1.5倍から2倍ほどの保育士を配置していることも珍しくはないようです。

こういった動きを受け、現在、保育士配置基準の見直しがはかられています。

具体的には、保育士一人が見る子どもの数を減らして、保育にゆとりを持たせようという動きです。

保育士を増やせば、当然ですが財政的には大きな負担になります。

認可保育園の場合、各自治体ともに財政状況は厳しいものとなっていますが、保護者からの要望が多く寄せられているのもあり、見直す方向で進んでいます。

また、この見直しの動きに先立ち、早くも保育士の人員配置を緩和(保育士1人が見る子どもの数を減少)した保育施設の例があります。

「子ども・子育て支援新制度」で新たに認可事業とされた小規模保育施設です。

小規模保育施設とは、19人以下の子ども達をあずかる保育施設です。

この制度の前までは、そもそも定員が20人以上でなければ認可保育園の基準に満たなかったために認可外保育園でしかなかったのですが、新制度により市区町村による認可保育園となりました。

認可保育園となるにあたり、保育士配置の基準も設定されたのですが、小規模認可保育所の場合、基本的に認可保育園の基準人数プラス1名の配置となっています。

保育士一人ひとりが担当する子どもの数が少なくなり、保育にゆとりを持たせることが可能となっています。

この例のように、今後保育士の配置基準は見直されていくでしょう。