男性保育士の抱える問題

2016年5月30日 保育士とは google  0

男性保育士の抱える問題

男性保育士特有の悩みとは

保育士は女性だけの職業だけではありません。

男女ともに「保育士」という名称に統一されて以降、男性保育士を職業として希望する人も、男性保育士のニーズもともに増えてきています。

ですが、女性保育士ならばなんら問題ないことでも、男性保育士であるせいで悩むことはたくさんあります。

例えば保育園で子どもと遊ぶ時、男性保育士ならば自分の幼い時の経験から、外でかけっこをしたり鬼ごっこをしたり、そういった遊びを見守り、時には手伝うことの方が得意かもしれません。

ですが、保育園には当然ながら女の子がいます。おままごとをして遊んだり、お人形のきせかえ遊びをしたり、こういった女の子特有の遊びは、男性は初めてといったことも多く、慣れないうちは困惑するかもしれませんね。

もちろん女性保育士も、男の子のかけっこやヒーローごっこにつきあうのは大変かもしれませんので、ここはさして大きな問題ではないかもしれません。

ですが、ピアノを習ったり、子どものおしめを替えたり、そういったことはどうしても女性の方が経験は多いので、劣等感を感じるかもしれませんが、あまり深く悩まずに経験を積みましょう。

また、男性保育士の方が、子どもが懐きづらいという傾向はあるようです。

保育園に通う年齢の子ども達の場合、母親との一体感が強く、男性に対して人見知りが激しい、または男性は苦手という子どもは結構いるものです。

特に、父親が子育てに消極的だったり、家にあまりいない家庭だったりすると、その傾向はより強く表れ、男性保育士に慣れるのにとても時間がかかる…なんてことはよくあるみたいですね。

 

施設面で言えば、今まで男性保育士がいなかったために、保育園によっては男性用トイレがない、更衣室がないということもまだまだあるようです。

最近は徐々に改善されてきているという話もききますが、その保育園に初めて配属された男性保育士だった場合、上記のようなことは十分起こりえます。

その場合、男性保育士・女性保育士ともに、とても気をつかうこととなり、お互いにストレスを溜め合ってしまって職場の雰囲気が悪くなる…なんて話を聞いたことがあります。

男性保育士の給与問題

保育士を希望する男性は多く、ニーズもあるのですが、実際の保育士の割合で見れば全体の約4~5%しか男性保育士はいません。

保育士を希望する男性にとって、大きな壁になっているのが収入です。

「保育士は給料が安い」というのは、保育士という職業を希望したことがない人でも知っているぐらいです。

保育士全体の平均年収は、約317万円程度と言われています。

それに対してサラリーマンの平均年収は約414万円といわれており、保育士と比較すれば100万円近く差が出ているのが現状です。

共働きが当たり前のようになりつつある現在ですが、まだまだ男性は、結婚すれば家庭を支える大黒柱となるのが当たり前と思われています。

その時、保育士の給料で家族を十分に養っていくことは、難しいかもしれません。

 

公立の保育園であれば、公務員と同じ扱いになるため、そこまで給与面の問題は意識しなくていいかもしれません。

ですが私立の保育園は、もちろん園によりますが、公立保育園よりも不安定に、かつ少なくなるのが普通です。

公立の保育園の倍率は高いので、必然的に私立の保育園に勤めることになる男性保育士の方が多くなります。

私立の保育園の給与が安定し、多くならないと、男性保育士は家庭を持つという選択肢を選びづらいままかもしれません。