男性保育士

2016年4月28日 保育士とは google  0

男性保育士

男性保育士は増えてきている?

かつて、保育士は「保母さん」と呼ばれていました。

今でも女性保育士のことを「保母さん」と呼ぶ保護者はいますし、保母さんと対応するように、男性の場合は「保父さん」と呼ばれていました。今でも「保父さん」と呼ぶ保護者はいますね。

しかし近年、男性が保育現場に立つということが増加し、平成11年(1999年)の児童福祉法の改正によって、従来まで保母さん・保父さんと呼ばれていたものが、男女とも「保育士」という名称に統一されました。

全体的にみると保育士全体の約4~5%が男性の割合となり、男性保育士はまだまだ珍しいのが現実ですが、ここ数年男性の保育士希望者は増えてきています。

短大や大学の保育科でも、その1割程度が男性の保育士希望者になってきているそうです。

男性保育士が増加している理由ですが、「保育士は女性がなるもの」という世間認知が薄れつつあることが、まずあげられるのではないでしょうか。

子どもが大好きで、子どもの成長を見守ることのできる保育士に憧れがあったとしても、「保育士=女性」という世間の目があれば、なかなか希望しづらいところだと思います。

男性保育士がさまざまなメディアで取り上げられ、注目を集めたことも、男性保育士を世間が認める一端になったかもしれませんね。

また、近年では保育園だけでなく、その他の児童福祉施設でも保育士の需要が高まってきたというのも理由の一つだと考えられます。

特に児童福祉施設では、力仕事や体力的な仕事が保育園より比較的多いので、体力のある男性のほうが向いているという一面もあります。

男性保育士が与えるよい影響

保育園に男性の保育士がいると、どのような影響があるでしょうか。

まずあげるとすれば、男性保育士がいると、子育てに対して父親が積極的になることが期待できる点でしょうか。

「育児は女性がするのが当たり前」という世の中ではありませんが、実際に男性保育士が子どもの面倒を見て遊んでいる姿を見れば、「育児は男性もするのが当たり前」という感覚がもっと浸透するかもしれません。

ちなみに父親側からも「男性保育士には話しかけやすい」ということがあるそうです。

保育園にいる子どもに対しても、男性保育士は良い影響を与えることに繋がります。

年中・年長の男子児童ですと、遊びの内容もよりダイナミックに、体力を使う内容に変わってきます。

女性保育士ではできない、とは言いませんが、男性保育士ならば自らの幼年時代の記憶や経験を生かし、そういった遊びを率先してひっぱっていくことができるでしょう。

運動会など、体力勝負な側面のあるイベントでも、男性保育士がいればできることが増えるかもしれません。

女性だけの保育園よりも活気が出るのではないでしょうか。

ちなみに、「ピアノができない」という理由で保育士を目指すことを躊躇する人がいるかもしれませんが、その心配はほぼありません。

ピアノが弾ける必要はない…というつもりはありませんが、ピアノをスラスラと弾ける男性保育士は、そもそも多くありませんので、たどたどしくてもなんとか弾ければ問題ないようです。