認可保育園の園庭

2016年8月22日 保育士とは google  0

認可保育園の園庭

■認可保育園の園庭

保育園での外遊びは園児の成長にも欠かせない保育のひとつです。
その外遊びに必要な「園庭」。認可保育園には必ずある、と言われていますが、実際はどうなのでしょうか?

まず、保育園を含む児童福祉施設は、自走福祉法の第四十五条の規定に基いて、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」として定められています。
そして、この「基準」の第5章(第32条〜第36条)にの中で、保育園の「園庭」についても、設置基準が記されています。

■認可保育園の園庭は、幼児1人につき3.3平方メートル以上

認可保育園の施設については、上記の「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」、第32条に「保育所の設備基準」が示されています。

それによると、認可保育園である以上備えなければいけない最低限の施設の種類(乳児室又はほふく室、医務室、調理室及び便所など)や、それぞれに必要な面積などが記されています。

また、園庭については、法律上「屋外遊戯場」と呼ばれ、
第32条第5項及び第6項に次のように記載されています。

「5 満二歳以上の幼児を入所させる保育所には、保育室又は遊戯室、屋外遊戯場(保育所の付近にある屋外遊戯場に代わるべき場所を含む。次号において同じ。)、調理室及び便所を設けること」

「6 保育室又は遊戯室の面積は、前号の幼児一人につき一・九八平方メートル以上、屋外遊戯場の面積は、前号の幼児一人につき三・三平方メートル以上であること」

つまり、上記の第6項を見ると、
・認可保育園は幼児1人につき3.3平方メートル以上の「園庭」を備えている必要がある
ということと、それが難しい場合、
・保育所の付近にある屋外遊戯場に代わるべき場所」があれば、保育所の施設としての園庭は必ずしも必須ではない
と規定されていることがわかります。

認可保育園には、園庭があることが当たり前のように思われていますが、近年の用地不足などによって、「園庭はあれば望ましいが、無ければ付近の公園で代替」している場合も多いようですね。

■認可幼稚園で園庭がない場合は?

保育園の施設内に園庭があれば、当然ですが移動に時間がかかりませんし、移動中の事故などの心配もありません。
ですが、特に都市部の認可保育園は用地の問題などで、園庭の確保が困難なのも事実です。

では、園庭ががない認可保育園の場合は、園児たちはどのように公園などを利用しているのでしょうか?

園庭がなくても、多くの認可保育園では近隣の公園を用いた、運動プログラムを準備しているようです。
子どもの運動能力の健全な発達のために必要な外遊びですから、近くの公園などを利用して運動ができる環境が整っていれば、園庭の有無にはこだわらない保護者も多いようです。

また、公園を園庭代わりに使用する場合は、天候やその時の行事などによっても、外遊びの形態が異なってきます。天気の良い場合、そして園児の体調や公園の状況がそれを許す場合は、幼児は隣接する公園に出向き、午前、場合によっては午後も遊んでいるケースが多いようです。一方、乳児は園内の日当たりの良いスペースで出向き、公園での外遊びは回避されるケースが多いようです。