「公立幼稚園」の運営スタイルとは?

2016年8月10日 保育士とは google  0

「公立幼稚園」の運営スタイルとは?

公立幼稚園の運営は、各自治体が行っています。管轄は文部科学省で、厚生労働省が管轄している保育園と区別されています。
全ての自治体に公立幼稚園が設置されているわけではなく、最近では少子化・財源不足などの問題から公立幼稚園自体が廃止されつつあるようです。このコラムでは、「公立幼稚園」の運営スタイルについて考えたいと思います。

 

■公立幼稚園には、ベテラン教諭が多い?

公立幼稚園は自治体が運営するので、職員は公務員です。公立幼稚園で働く幼稚園教諭は年齢構成が様々ですが、私立と比べて比較的平均年齢が高く、ベテランの教諭が多いと言われています。その為、保育内容も安定しており努めやすいというメリットがあります。
また、何故ベテランの幼稚園教諭が多いのかというと、賃金が経験年数により増え、勤めれば勤めるほど収入面で安定できるという理由がまず挙げられます。それに加え、産休・育休へのフォローや福利厚生もしっかりしているため、産休明けでも職場に復帰しやすく、幼稚園教諭を長く続けられる環境というのが、公立幼稚園にベテラン教諭が多い理由のようです。

 

■公立幼稚園の運営スタイル…基盤がしっかりしている!

前述したように、公立幼稚園の職員は公務員であり長く勤める傾向にあります。
そのため、一人ひとりの経験や技術も身に付きやすく、保育の基盤も安定していると言えます。
公立幼稚園すべてが指導要綱に基づいた保育を主としているので、転勤になっても保育・教育観の違いにとまどう事も少ないでしょう。地に足のついたしっかりした保育・教育を行う場所が公立幼稚園と言えます。
また、研修体制も比較的充実しているので、若いころから、経験や技術を積むことができます。

 

■公立幼稚園の運営スタイル…教育によりすぎない保育

公立幼稚園は、子どもたちの主体性を大切にする保育を行っているため、教育によりすぎない、総合的な指導が多いようです。
自治体で決まっている行事を行うので、日々の保育とバランスのとれるくらいに行事に力を入れているようです。運動会などの大きな行事も、私立幼稚園と比べれば比較的ゆったりしている印象です。

小規模な園が多い公立幼稚園ですが、その分、親子参加の行事が多く、保護者との関係も密なようです。アットホームな雰囲気が公立幼稚園の運営スタイルと言ってもいいかもしれません。