児童家庭福祉 学習のポイント

2016年6月23日 保育士試験対策 google  0

児童家庭福祉 学習のポイント

■児童家庭福祉の概要

保育士試験の筆記試験は児童福祉法施行規則第6条の10に定められており全部で8科目。「保育原理」「教育原理及び社会的養護」「児童家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」と定められています。「児童家庭福祉」は以前は児童福祉と呼ばれていました。しかし、児童が受ける福祉には「児童福祉施設における福祉」だけでなく、「家庭による福祉」もあるため、改名されることになりました。今回は、児童家庭福祉の学習のポイントを見ていきましょう。

■児童家庭福祉の学習のポイント(1)条約・憲章

児童家庭福祉は児童福祉法と児童の権利に関する条約、児童憲章により理念がまとめられています。児童福祉法の1条から3条や児童憲章の前文をはじめとして、これらの条文は勉強しておいたほうがいいでしょう。

児童福祉法(1947年12月12日法律第164号)は、児童の福祉を担当する公的機関の組織や、各種施設及び事業に関する基本原則を定める法律で、社会福祉六法の1つと言われています。

児童の権利条約(1994年批准)は、18歳未満を「児童」と定義し、国際人権規約において定められている権利を児童について詳細化し、児童の人権の尊重及び確保の観点から必要となる詳細かつ具体的な事項を規定したものです。

児童憲章(1951年制定)は児童に関する国の基本的な方針で、「児童に対する正しい観念を確立し,すべての児童の幸福をはかる」 (前文) という児童観の確認と公の定着をはかることを目的として制定されました。これらをしっかり理解することが、条約・憲章の学習のポイントになります。

■児童家庭福祉の学習のポイント(2)法律

児童家庭福祉に関連する法律には、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法、児童手当法、児童扶養手当法、特別児童扶養手当等の支給に関する法律、母子保健法あります。試験対策としてだけでなく、保育士としてこれらについて精通しておく必要があります。

また、最近注目が集まることが多い、児童買春禁止法、児童虐待防止法についても要点を押さえておく必要があるでしょう。児童福祉法については近年改正が大きく行われていますので、改正点を押さえておくことが学習のポイントといえます。

■児童家庭福祉の学習のポイント(3)組織・専門家

児童家庭福祉を担う組織についても理解を深めておいて下さい。児童相談所、保健所、児童家庭支援センターなどの機能や関係性も覚えておく必要があります。また、児童福祉施設のそれぞれの種類や定義と、各施設の役割を把握しておくと良いでしょう。

児童についての支援や相談を行う専門家である保育士、児童生活支援員、母子自立支援員、母子指導員などのそれぞれの専門職の役割や資格についてや、職務内容についても理解しておくのが、組織・専門家における学習のポイントです。

いかがでしたか?学習のポイントを押さえて、しっかり効率よく勉強していく事が、保育士試験合格の為の近道です。