児童家庭福祉 過去問の傾向

2016年6月22日 保育士試験対策 google  0

児童家庭福祉 過去問の傾向

■児童家庭福祉の概要

保育士試験は、児童福祉法施行規則第6条の10によると、筆記試験及び実技試験によって行われます。実技試験は筆記試験のすべてに合格した者に対してのみ行われますので、まずは筆記試験をクリアすることが大事です。
「児童家庭福祉」は筆記試験の一種です。その他、「保育原理」「教育原理及び社会的養護」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の7種の筆記試験があります。
「児童家庭福祉」は問題を抱えている子どもに対する支援・サービスや、その歴史、課題についての知識・理論を試す試験科目です。「社会的養護」と似ているところがありますが、社会的養護よりも幅広い知識を求められる点に相違点があります。
今回は、児童家庭福祉の過去問に焦点を当て、どのように対策をしていったらよいか考えていきましょう。

■児童家庭福祉の過去問の形式とそのポイント

過去問の形式は「正誤組み合わせ」「正答選択」「誤答選択」「組み合わせ」「穴埋め」「並び替え」の6種類。児童家庭福祉は「誤答選択」の問題が多いのが特徴です。過去問を見てみると、「誤答選択」に「正誤組み合わせ」「正答選択」を加えれば、全問題の8割に達することから、この3形式(「正誤組み合わせ」「正答選択」「誤答選択」)に絞って、試験対策をすることが効果的でしょう。

■児童家庭福祉の過去問の出題範囲とそのポイント

「児童家庭福祉」の過去問を見ていくと、「社会的養護」のように施設養護についての出題もあります。が、「児童家庭福祉」で扱われるのはもう少し広い範囲です。問題を抱えている子にどんな支援や行政サービスをしているかということが出題されるのが特徴です。
過去問では、出題範囲は20のカテゴリに分類できます。特定のカテゴリに偏らず、満遍なく出題されるので、「ヤマ」をかけにくいのが辛いところです。敢えてよく出題する分野を挙げるとすれば「児童家庭福祉全般」「児童福祉法関連」になります。ただし、この二つの範囲を合わせても全体の3割ほどにしかなりません。
「児童福祉法関連」は全体に占める出題比率は15%で、毎年1~5問が出題される必修の分野です。児童福祉法の条文や、法改正の内容について問われます。とりわけ「児童の定義」がよく出題されていますので押さえておきましょう。児童福祉法の条文そのものを使った問題と法改正の歴史に関する問題が出題されていることが、過去問から見てもうかがえます。
「児童家庭福祉全般」の出題比率は11.4%。この分野も毎年1~3問出題されます。児童家庭福祉の理念や考え方、関連する法制度、それぞれの児童福祉施設やサービスの役割などについて問われます。

■児童家庭福祉の学習のポイント

児童家庭福祉が取扱う範囲は広大です。他の試験科目との重複も見られます。学習の順序としては「社会的養護」の勉強をして、それぞれの施設の役割や概要を理解した後に、「児童家庭福祉」の学習へ進んだほうが、理解が深まりやすいと言えます。過去問を解くなどして、問題の傾向をつかんでから効率よく勉強していきましょう。