「発達段階」とは?

2017年1月18日 筆記試験対策 google  0

「発達段階」とは?

エリクソンの発達段階について知ろう

エリクソンは人間の発達の分野において研究し、その名を残しています。
エリクソンといえば「アイデンティティ」という言葉の他に、発達段階が有名です。エリクソンの発達段階について詳しく説明していきます。

 

乳児期

乳児期における発達段階は「基本的信頼 対 基本的不信」です。乳児期とはおよそ0,1歳のころを指します。
この頃は自分を養育してくれる人との関わりを通して「不快な状態」から「心地よい環境」へと変わることを実感し、それがその養育者とのかかわりによるものだと感じる中でその養育者を信頼できるかどうかになります。

 

幼児前期

幼児前期には「自律 対 恥、疑惑」という発達段階になります。およそ2~4歳ころを指します。自律性とは「自分の意思で選択すること」です。
身体も大きくなり、自由に歩いたり走ったりできるようになったり、自分の思ったことを言葉にできるようになったりする中で、養育者の見守る中で自分自身をコントロール出来るかどうかが課題になります。

 

幼児後期

幼児後期の課題は「自主性 対 罪悪感」です。自主性とは自らが主となって物事に取り込むことです。
大体4~7歳がこの段階に属し、この発達段階にはもう物事の善悪の区別がつく頃です。友達と遊ぶ中で自分自身の役割を知り、その遊びの中でよいことを自分の責任で行うことが課題となっています。

 

児童期

児童期の発達段階における課題は「勤勉性 対 劣等感」。7歳から12歳ころにかけて、小学校に通い始める頃は今まで遊び中心の生活から学校へ通い、勉強も兼ね備わってきます。
その勉強を行うことで周りからの評価を得ることが喜びとなるかどうかです。勉強を怠って周りから取り残される劣等感を感じてしまわないように注意しましょう。

 

青年期

13~22歳の思春期とも呼ばれる時期です。この発達段階では「アイデンティティ 対 アイデンティティの拡散、混乱」という発達課題になります。
アイデンティティとは「自分とはいったい何なのか」「自分の役割とは」といった自己同一性と呼ばれるものにあります。これまでの人生において、自分がどのような存在になりたいのか、自分はどのような大人になるのかを確立させ、それに向かっていく時期になります。
た、社会に出るまでにアイデンティティを確立させるための猶予期間のことを「モラトリアム」といいます。合わせて覚えておきましょう。

 

前成人期

社会に出た22歳から34歳の頃までは前成人期と呼ばれ、「親密性 対 孤立」といった発達段階になります。ここでは勉強する期間を終えて社会に出るころ、友人や恋人、会社の同僚や上司といった人たちと正しい人間関係を築くことが出来るのか、それを超えて結婚相手を見つけることが出来るのかといった課題になります。

 

成人期

35歳ころから60歳までは成人期と呼ばれます。課題となるのは「世代性 対 停滞、自己耽溺」となり、世代性とは生殖性とも呼ばれます。自分の子孫を残し、正しい教育をすることが出来るのかが課題となっています。
また、会社においても自分の部下に仕事教え、教育していくことが課題です。これまでのライフサイクルを次世代につなげることが重要となります。

 

老年期

60歳以降は老年期と呼ばれます。「統合 対 絶望、嫌悪」が課題となり、これまでの自分の人生を振り返り、今まで培ったものを次世代につなげたころにはこれから迎える「死」を受け入れなければなりません。「死」を受け入れることが統合となります。