「乳児期」とは?

2017年1月15日 筆記試験対策 google  0

「乳児期」とは?

「乳児期」「幼児期」「学童期」など、子どもの成長過程を時期別に表現することがありますよね。保育士を目指すみなさんは、それぞれがいつを指し、どのような特徴があるのかご存知でしょうか?
今回はそのうちの「乳児期」について、定義や特徴をご紹介したいと思います。

 

乳児期とは?

人間の赤ちゃんは未熟な発達で生まれてくるため、生後間もない赤ちゃんは無力で、大人のサポート無しでは生きていけません。
 
「乳児期」とは、そのような自分で動くことができない生まれて間もない状態から自分で歩けるようになるまでの期間、また、母乳やミルクだけだった栄養補給から離乳食がメインとなるまでの期間のことを指します。一般的には乳児期は「生後からおおよそ1歳前後」として表現されることが多いですが、児童福祉法の上での乳児期の定義は、「生後から1歳未満まで」とされています。
 
なお、乳児期のうち、生後4週間(生後満28日未満)までの期間を「新生児期」と言います。

 
 

乳児期の発達段階と特徴

発達には個人差がありますが、目安として乳児期には下記のような発達段階をたどり成長していきます。

 

<生後1ヶ月頃>
授乳・排泄以外は眠っていることが多いです。手足を動かしたり口で手を吸ったりすることもありますが、基本的には反射的な動きだと考えられています。20~30cm程度の距離であれば両眼で見ることができ、母親の顔を凝視することもあります。
 

<生後3ヶ月頃>
首がすわりはじめ、うつ伏せにすると腕をつっぱり、頭・肩・胸を少し持ち上げることができるようになってきます。

 

<生後4ヶ月頃>
大人が両手で体を支えてあげると、足を曲げたり突っ張ることも出来るようになります。また、支えれば座ることも出来るようになります。「あー」「ぶー」と声を出すことも増えてきて、大人が話しかけると会話するように声を返すようにもなってきます。情緒の表現も豊かになり、泣くことや微笑むことなどの表現が細分化されていきます。

 

<生後5ヶ月頃>
寝返りが出来るようになります。目と手の協応作用も可能になってきます。腰もすわりだし、離乳食を始める子もでてきます。

 

<生後6ヶ月頃>
足に力が入るようになり、抱き上げると膝の上でピョンピョン跳ねるようになります。早い子は歯が生えはじめ、歯茎がムズムズして固いものを口に入れたくなる子も多いです。

 

<生後7ヶ月頃>
腹ばいになると手をバタバタさせるようになります。自分でおもちゃに手を伸ばすようにもなります。

 

<生後8ヶ月頃>
手の動が器用になり、小さなものをつかめるようになってきます。両手の協応作用もできるようになるので、右手から左手に物を持ち変えたり、両手に持った物を打ち合わせることもできるようになってきます。

 

<生後9ヶ月頃>
ずりばいやハイハイが出来るようになってきます。自分で移動できる手段を身に付けたことで行動範囲が広がり、探求活動も盛んになってきます。「まんま」などの言葉も出てくるようになってきます。このころから恐い・嫌いなどといった情緒も生まれてくるため、人見知りをする子どもが多くなります。また、逆に身近な大人には関心が高まるので、遊んでもらうと喜び、大人を真似ることも出てきます。

 

<生後10ヶ月頃>
自分で座って向きを変えることもできるようになります。つかまり立ちが始まり、つたい歩きも始まってきます。

 

<生後12ヶ月頃>
このころから支えてあげるとヨチヨチ歩きが出来る子や、自分で歩行できる子が増えてきます。歩行が出来るようになると探求活動は更に盛んになり、色々なところを気の向くままに歩きまわることが多くなります。高い場所に登ろうとすることも出てきます。
 
また、大人の言うことが理解できるようになってきて、一語文で自分の意思を伝えることも可能になってきます。親に遊びを止められるなど、自分の意思と違うと大声で泣き主張することも増えてきます。そして、食事はほぼ大人と同じものが食べられるようになります。