子どもの保健対策:「手足口病」とは

2017年2月7日 筆記試験対策 google  0

子どもの保健対策:「手足口病」とは

流行ると学級閉鎖にもつながる勢いがあり、一躍有名になった「手足口病」。
試験対策のみならず、保育士として働きだすと、夏の時期には手足口病にかかる子どもたちに直面することも多くなると思います。今回は手足口病の症状や原因、対応方法についてご紹介しますので、ぜひご一読くださいね。

 

手足口病の症状

手足口病は夏に流行しやすい風邪で、潜伏期間は3~5日、発症すると白いポツポツが口の中に生じて痛みが出るところから症状が始まります。その後、普通の口内炎とは違い、手の甲や手のひら、足の裏、手足の指と指の間にも白い水疱が生じ、2~3mmほどの水疱性発疹になります。口の中は痛みや痒みが出ることがありますが、手足には痛みや痒みが出にくいのが特徴です。例年通りであれば手足口病によって発熱する人は3人に1人ほどの割合で、発熱した場合でも38度以下の微熱のことがほとんどです。ただし、流行するウイルスの種類によっては発症時から高熱になったり全身に発疹が広がるウイルスもあり、症状が多少異なることがあります。

 

手足口病の原因

手足口病の原因となるウイルスは多種多様で、コクサッキーウイルスA群やエンテロウイルス71型などがあります。感染経路としては、咳やくしゃみによる飛沫感染、接触感染、排泄物を介した糞口感染があります。感染力が強く、集団感染して学級閉鎖に陥ることもあるので、保育園や幼稚園で子どもに発症の兆候が見られた場合、保護者に連絡し、他の子どもとの接触を避けたほうが良いでしょう。
なお、症状がおさまっても、呼吸器からは1~2週間、便からは2週間~数ヶ月ほどウイルスが排出されている可能性があるので、ほかの子どもへの感染予防が必要です。可能であればマスクや手洗いなどを徹底させるようにしましょう。

 

手足口病の治療

手足口病には特効薬がないため、対症療法が基本的な治療となります。主に解熱鎮痛剤で痛みを抑えるような治療が行なわれると思います。また、口の中が痛むため、飲食したがらなくなる場合もあります。ヘルパンギーナの時と同様に、熱いものや酸味のあるものは喉に刺激が生じるので、基本的には熱くないものやあっさりした味の飲み物を少しずつこまめに飲ませるようにします。それでも難しい場合は、喉につまらないサイズの小さな氷を与えることも良い方法です。脱水症状に気をつけましょう。それから、暖めると皮膚に痒みが出やすいため、室温などにも気をつけることが大切です。

 

手足口病の対応

手足口病は学校保健安全法の出席停止にはあたらないため、本人の体調や医師の診断を考慮して出席することが決められます。ただし、園によってや流行の度合いによっては出席を自粛してもらうケースもあるようです。”