乳幼児突然死症候群とは

2017年1月14日 筆記試験対策 google  0

乳幼児突然死症候群とは

乳幼児突然死症候群とは?

乳幼児突然死症候群は、SIDS(Sudden infant death syndrome)と呼ばれる、なんの前触れもなく乳児が睡眠中に死亡してしまう病気のことです。2歳児までに多くかかります。はっきりとした原因は明かされていませんが
 
○うつぶせ寝
○睡眠中の体温上昇
○たばこによる副流煙
 
等が要因になっているのではないかと考えられています。睡眠中にスタイや袖が口を覆ってしまったなどの窒息死は乳幼児突然死症候群とは言いません。
 
また、時間帯は早朝から午前中、乳児の特徴として男児、早産児、低出生体重児、そして冬季に多い傾向にあるようです。
平成27年度には96名の子どもが乳幼児突然死症候群によって亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位になっています。歌手のYUKIの長男も乳幼児突然死症候群で亡くなっているそうです。
 

乳幼児突然死症候群を防ぐには?

原因がはっきりしていないため、完全に予防するのは難しいのですが、厚生労働省からは2歳児まではうつぶせではなくあおむけの状態で眠るように指導しています。
 
うつぶせ寝とは、顔が横を向いていれば良いわけではなく、体が地面のほうを向いていればうつぶせ寝とされています。子どもによって眠りやすい体制は様々で、うつぶせの状態でなければ安眠できない子もいますが、その場合は熟睡してからそっと体をあおむけにしてあげる等のやり方であおむけ寝にしてあげましょう。

 
また、保育園では午睡時に必ず保育士が1,2名で午睡中の子どもを見守り、5~10分に1度、子どもが安全に眠っているかを確認してチェックする「午睡チェック表」があります。それほど、乳幼児突然死症候群は身近にある恐ろしい病気なのです。

 

保育所内における乳幼児突然死症候群

保育園などの施設においても乳幼児突然死症候群で亡くなった子どもはいます。これまでの11年間に163人が乳幼児突然死症候群で亡くなったとのデータがありますが、死亡していた状況などでしか判断できないため、窒息死などの診断を受けている場合でも本当は乳幼児突然死症候群だったということも考えられるため、これより多い可能性もあります。
 
死亡した時の状況として、やはり午睡を見守る保育士が不在だった、布団や毛布を掛けすぎて圧迫しすぎていたなどの状況であることが多く、保育園の責任として訴訟となるケースもあります。
 

最後に

平成26年度(2014年)の保育士試験でも出題された「乳幼児突然死症候群」。
正しい知識を身に着け、保育士になってからもその知識を役立てていきましょう。
ケガをしないように子どもを見守るのはどの保育士も心得ていることですが、午睡中にも死亡の危険性があることをしっかりと頭に入れて、大切な命を守っていくことが大切です。