社会福祉対策:関連人物まとめ

2017年2月4日 筆記試験対策 google  0

社会福祉対策:関連人物まとめ

今回は、保育士試験の筆記試験科目「社会福祉」を勉強する際に押さえておきたい、主要な人物について、ポイントをご紹介します。

「社会福祉」では、関連する人物に関する問題が、かなりの頻度で出題されます。人名と主要な業績について、1対1で対応させながら、何度も何度も確認しましょう。

 

国内における社会福祉関連施設・制度の創設者

重要人物と、創設した施設・制度、および現在における分類についての一覧です。

石井十次 → 岡山孤児院/児童養護施設
石井亮一 → 滝乃川学園/知的障害児施設
片山潜 → キングスレー館/セツルメントハウス
アリス・ペティ・アダムス → 岡山博愛会/セツルメントハウス
留岡幸助 → 北海道家庭学校/児童養護施設・感化教育施設
野口幽香 → 二葉幼稚園/保育園
糸賀一雄 → 近江学園・びわこ学園/知的障害者施設
小川滋次郎 → 方面委員制度/民生委員制度

 

○ポイント

・糸賀一雄、小川滋次郎は昭和時代、それ以外はすべて明治時代に活動しました。

・「石井」さんが2人いるので、混同しないように注意しましょう。

・石井十次は、「児童福祉の父」と言われています。アリス・ペティ・アダムスとともに、「岡山四聖人」のうちの一人に数えられています。

・糸賀一雄は、「社会福祉の父」と言われています。知的障害者を前に「この子らに世の光を」ではなく、「この子らを世の光に」と言い、教育に力を入れました。
 

イギリスにおける社会保険に関する活動

重要人物と、創設した施設・制度、およびポイントの一覧です。

S.バーネット → トインビーホール/世界初のセツルメントハウス
チャールズ・ブース → 貧困調査「ロンドン市民の生活と労働」/「3分の1が貧困線以下」
ウィリアム・ベバリッジ → 「社会保険及び関連サービス」(ベバリッジ報告)/「ゆりかごから墓場まで」の原点
 

○その他のポイント

・日本にも作られた「セツルメントハウス」とは、貧困街に作られ、貧しい人々と生活を共にしながら、社会福祉を行った施設です。

・ブースの調査では、ロンドン市民の3分の1が貧困線以下の生活をしていると報告し、ロンドン市民の貧困化が問題となりました。

・ベバリッジは、社会発展を阻む5大巨悪として、「無知・貧困・怠惰・疾病・不潔」を挙げました。
 

アメリカにおけるセツルメントハウス

S.コイト → ネイバーフッド・ギルド
J.アダムス →ハルハウス
 
※イギリスでのセツルメント運動の活発化を受けて、アメリカでもセツルメントハウスが設置されました。

 

ケースワーク論の発展

M.リッチモンド → ケースワーク論
S.フロイト → 精神分析理論(診断派)
O.ランク → 意思心理学(機能派)
G.コイル → グループワークの理論化・体系化
バイステック →バイステックの7つの原則

 

○ポイント

・ケースワーク論とは、問題を抱えている人が主体的に生活できるように、支援や援助を行う技術をいいます。

・リッチモンドをはじまりとして、フロイト、ランクが発展させました。

・バイステックの7原則とは、「個別化」「意図的な感情表現」「統制された情報関与」「受容」「非審判的態度」「自己決定」「秘密保持」のことを言います。

 

繰り返しとイメージ付けで覚えましょう

人の名前は、繰り返し穴埋め問題を解いたり、人名と業績を絵などでイメージ付けすると憶えやすくなります。

「この人ときたらこれ」と反射的に出てくるようになるまで、繰り返し確認するようにしましょう。