「社会福祉」とは?

2017年1月7日 筆記試験対策 google  0

「社会福祉」とは?

保育士試験受験者が知っておきたい社会福祉:「社会福祉とは?」

社会福祉は、私たちの生活に密接に関わっています。
風邪をひいた、ケガをした…などで病院へ行くこと、子どもを保育園に預けること、介護を受けることなども社会福祉が関わっています。
 
このように、社会福祉は、子ども、母子、高齢者、心身障害者など生活不安を抱えている方々が自立し、能力を発揮できるように公的な支援を行う制度を言えます。国や地方公共団体などが行う公的サービスや民間団体の社会福祉事業も「社会福祉」と呼ばれ、私たちの生活を支えてくれています。

 

社会福祉の法体系について

日本の社会福祉制度の基本は、社会福祉法と社会福祉六法(生活保護法、児童福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、老人福祉法、母子及び寡婦福祉法)によって構成されています。
また、社会福祉で働く職の中には、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、保育士などがあります。

 

社会福祉の種類

社会福祉には様々な種類があります。以下に挙げてみます。
 

1.社会福祉事業

社会福祉事業には、老人福祉・児童福祉・障害を持つ方々の福祉などがあります。
高齢の家庭には、年金等の給付に加えて介護の派遣などが必要になってくることがあるでしょう。
 
事故による障害の場合には病院でのリハビリが必要ですし、その後は職に就くのも難しくなるかもしれません。
このように置かれている状況で援助の方法が異なってきます。そのような場合に「社会福祉事業」が必要になってきます。

 

2.社会保険制度

私たちが生活している中でケガをしたとか、病気になったなどで病院にかかることがあると思います。
病院にかかると医療費がかかりますよね。医療費は高額であるので、全額負担となると病院にかかることを避ける方もいることでしょう。
 

ですが、全ての人にとって心身の健康は、確保されるべき大事なことです。その意味で、「医療保険制度」が必要になってきます。これを「社会保険制度」と呼んでいます。国民は全て社会保険に加入することとなっています。
また、私たちの生活では「経済的保障」も必要です。
 
仕事を失った、定年退職した、事故にあって仕事が出来ない時など、様々な理由で収入が減少することがあるかと思います。そこで、「年金保険制度」を活用し、経済的援助を受けることが出来ます。
社会保険制度は、憲法25条にある「健康で文化的な最低限度の生活」を営むことが出来るように活用されているのです。
 

3.ソーシャルワーク

社会保険制度と社会福祉事業の2つが揃えば、社会福祉の目的である「個人の幸せ」は達成できるでしょうか。残念ながら必ずそうではありません。
 
例えば、保育所では、保育士を必ず配置しなければならないと決まっています。しかし、援助の対象者となる乳児や児童とどうやって関わるかということは法律には決められていません。
子どもたちは、一人ひとり違います。それが双子の兄弟・姉妹であっても、性格や考え方は全く異なります。異なる子どもたち一人ひとりを支援し、よりよく生きることを支えるという意味で、ソーシャルワーク=社会福祉援助技術が大切になってきます。
 
保育所では保育士等がこのようなソーシャルワークを活用して支援をしていくことが必要になってきます。
 
 

まとめ

社会福祉は、子どもからお年寄りまで全ての方々にとって、なくてはならない存在です。
私たちの生活が、よりよく過ごすことが出来ているのも、社会福祉があるからだということを頭に入れておきましょう。