保育士試験の実技試験って、どんな風に行われるの?

2017年2月3日 保育士試験対策 google  0

保育士試験の実技試験って、どんな風に行われるの?

保育士試験の実技試験って、どんな風に行われるのでしょうか?

筆記試験と違って、あまりイメージできていない方もおおいのではないでしょうか。

そこで、今回は実技試験の各分野がどんな風に行われるのかをご紹介します。

 

実技試験は3分野から2つ選ぶ

保育士試験では、筆記試験で全ての科目を合格した人だけが、実技試験を受けることができます。

実技試験には、「音楽」「造形」「言語」の3つの分野があり、受験申し込みをする際に、その中から2つを選んで申し込みます。

各分野の概要は、次のようになっています。

「音楽」では、課題曲2曲の弾き歌い

「造形」では、指定されたシーンの絵画

「言語」では、指定されたお話の中から1つ選んで素話

それでは、各分野の試験の詳しい内容と、試験がどのように行われるのかをみていきます。

 

「音楽」では弾きやすい楽譜を用意しよう

「音楽」の分野では、子どもたちが先生が歌っているのを聴いたり、一緒に楽しく歌えるような弾き歌いが理想とされています。

弾き歌いに使用できる楽器は、

・ピアノ

・ギター

・アコーディオン

の中から自由に選択できます。

ただし、ギターとアコーディオンについては、自分で楽器を持ち込む必要があります。

課題曲は2曲あり、2015年度は次の通りです。

・「海」(作詞:林柳波 作曲:井上武士)

・「ちびっか・ぶーん」(作詞:井出隆夫 作曲:福田和禾子)

「受験の手引き」にも楽譜は掲載されていますが、

自分の声の音域や、演奏技術に合わせて、

自分が演奏しやすい楽譜を用意するといいでしょう。

間違えやすい箇所に印をつけるなど、工夫をすることもできます。

「音楽」の試験は、ピアノのある個室で行われます。

順番に1人ずつ個室に入り、1〜2人の試験官の前で2曲を順番に演奏します。

演奏する音が待っている間にも漏れ聞こえたりすることもあります。前の人の演奏がどんなにうまくても、焦らずに自分の演奏をすることに集中しましょう。

弾きなおしは原則として認められないので、1度演奏を始めたら、間違えたりつっかえたりしても、くじけずに最後まで弾ききりましょう。

日頃の練習のうちから、途中で止まってしまわないように心がけるといいでしょう。

試験では、日頃の練習の成果がどれだけ出せるかが鍵になります。

楽譜の持ち込みはできますが、練習を充分にし、楽譜を見ないでも演奏できるくらいにしておきましょう。

 

「造形」はいろいろなシーンを描く練習をしよう

「造形」分野では、試験会場で与えられるテーマを、鉛筆と色鉛筆で表現します。

用紙は、20cm × 20cmの正方形で、
制限時間は45分です。
テーマは、「劇発表の練習」や「鬼ごっこ」「おりがみ」「お昼寝」「いも掘り」など、
保育所での遊びや生活の場面が出題されます。
シーンの指定に加えて、
「子ども3名以上、保育士1名以上を表現すること」など、描く人物の人数や、
服装や小物などについても描くように指定される場合もあります。

 
指定されるシーンは限られているので、
 
・室内、園庭などの背景をパターン化して、すばやく描けるようにする
・保育士、子どもの髪型、服装を何パターンか描けるようにする
・保育所での様々なシーンについて、たくさん描く
 
というような練習をしておきましょう。
 
「音楽」「言語」分野と異なり、造形は大教室などで他の受験者たちと一緒に受験することになります。
周りに人がいることで緊張するかもしれませんが、落ち着いて、練習の成果を活かせるようにしましょう。
早めに試験会場に入り、筆記用具の配置を確認したり、少し練習をしてみるとよいでしょう。

 

「言語」では、子どもに話しかけるように話そう

「言語」分野では、次のような課題が出されます。
 
・提示されたお話のなかから1つを選ぶ
・3歳児クラスの子どもたちにお話をする
・3分間におさめる
・絵本や人形など、道具を使うことはできない
 

2015年度は、次の4つのお話が課題として出されています。
 
・「うさぎとかめ」
・「おむすびころりん」
・「3びきのこぶた」
・「にんじん、ごぼう、だいこん」
 
課題は試験前から出されているので、好きなお話を1つ選んで、事前に練習していくことができます。
試験は、一人ひとり順番に個室に入って行われます。

 
部屋に入ると、イスが1つ置いてあり、その前に子どもに見立てたイスがいくつか置いてあります。この子どもたちに向かって話しかけることになります。
前に置いてあるイスは、受験者のためのイスです。このイスに座って話しても、立ったまま話してもかまいません。
 
イスの横に立って受験番号と氏名を言ったら、着席します。
開始の指示がでたら、まずお話の題名を言います。必ず題名を言ってからお話を始めるようにしましょう。
立って話す場合は、開始の合図が出てから立ち上がるようにします。
 
「言語」分野の鍵は、3歳の子どもたちが楽しめるようにお話ができるか、にあります。
台本は、難しい言葉を使わず、簡単な文にするようにしましょう。
試験では台本を持ち込むことはできないので、何度も何度も読み、完全に内容を覚えるようにします。
子どもたちは、単調な話し方をすると、すぐに飽きてしまいます。ゆっくり、イメージが膨らむような話し方を心がけましょう。

 

実技試験は練習あるのみ!

「音楽」にしても「造形」にしても「言語」にしても、
やはり肝心なのは練習です。

何度も何度も、覚えるくらい練習して、本番でも充分に力を発揮できるようにしましょう。