「社会福祉」保育士になったとき、どんなところで役に立つ?

2016年7月30日 保育士試験対策 google  0

「社会福祉」保育士になったとき、どんなところで役に立つ?

保育士と社会福祉の関係

保育士養成課程の中で必須科目となっている「社会福祉」
保育士試験にも関わる重要な科目として位置づけられています。

しかし、なぜ保育士が社会福祉?と思ってしまう人はいませんか?

保育士にとって社会福祉がなぜ必要なのか、社会福祉で学んだ事が実際にどのように役に立つのか考えてみましょう。

■なぜ社会福祉を学ぶのか…

保育士は児童福祉法で定められた国家資格なので、保育は社会福祉の一分野となります。
児童福祉法第18条第4項で保育士とは「保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する指導を行うことを業とする者をいう。」と位置づけられています。
児童福祉を学ぶためには、その大きな枠組みである社会福祉の歴史や動向を学ぶ事が必要になります。

保育所の起源は託児所から始まり、農繁期のための一時保育などを経て現在の多種多様な保育形態に変化してきています。
保育の形は変化しても、保育の根本的な考えである「保育に欠ける乳幼児の保育」という部分は変わっていません。
このように保育とは常に国民の生活に密着した社会福祉の場面で発展してきたわけです。

■保育士の役割の中での社会福祉の実践

実際に保育していく中でどのように社会福祉が活用されているかを考えてみましょう。

保育士の主な勤務先である保育所保育では、長期に渡った乳幼児のお預かりになります。
保育士にとっての対象は保育所に通う子どもだけでなく、その子を取り巻く家族や生育環境なども対象となってきます。

子どもだけでなく、保護者が問題を抱えていることも多く、必要に応じた関係機関とのコーディネートを行うことも必要となってきます。

また、保育所に通う子どもだけでなく、在宅で育児をしている家族への支援や、地域の子育て支援も保育士の重要な役割です。

子どもの育ちを保障するためにはその家族や周囲の環境へのサポートは大切です。
この時に必要なのが社会福祉援助技術です。

子どもの問題を解決するために何が必要か…それを追求するために社会福祉における「直接的援助技術」「間接的援助技術」「関連援助技術」のスキルが求められます。

また、保育士の勤務先は保育士に限らず、乳児院・児童養護施設・母子生活支援施設・障害児支援施設など直接的に社会福祉の分野に関わる施設も多く存在します。

「保育士」と一言で言ってもその資格を活かして働く先は多岐に渡っています。
保育所においても障害児保育を行っている園も多くなり、診断はなくてもよく耳にする「気になる子」に気づき、その子をサポートするには社会福祉の分野で学んだことが活かされるはずです。

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